２枚のガラスのうち、室外側のガラスにLow-E(※)膜をコーティングした複層ガラス。夏に外部からの日射熱を室内に入れにくく、冷房効果を高めるのが特長です。また、冬には室内の暖房熱を反射しますので、熱を外部に逃さず暖房効果を高めます。
※Low-Eガラスとは、特殊金属膜をコーティングした低放射(Low-Emissivity)ガラスのことです。
単板ガラスが入っている溝幅は９㎜です。それに合わせ、ガラス板厚３㎜、中空層２㎜、ガラス板厚３㎜、計８㎜で設計された専用ビートを収めれば、既存枠の溝幅にぴったり収まります。
窓から入ってこようとする日射熱の約47%をシャットアウト。遮熱性能は単板ガラスの約４倍です。冷房を切っても涼しさが長持ちするので、寝苦しい夏の熱帯夜もずいぶん解消されます。
人体にも影響を及ぼすとされている紫外線を82%もカット。畳やカーテン、家具の色あせを緩和します。
わずかな暖房で暖かい。
熱貫流率(※)は、単板ガラスの半分以下。高い断熱性により、よりよい暖房効果を発揮します。
※熱貫流率とは、空気温度差が1℃のとき、面積1㎡当たり単位時間に通過する熱量。
特殊ガス層により断熱性が向上し、カビの原因やダニの発生、木材の腐食まで起こりかねない結露の発生を低減させます。室温20℃、湿度60%の部屋の場合、-9℃になるまで結露しません。
